2018年3月25日日曜日

じいさんの他界と私の受験


2月の中旬のことである。じいさんが寝込んで起きられなくなった。意識はあるのだが喋れないので何も分からない。食事はおかゆなどを作ってみたが、あまり食べない。 「俺の作ったものが食べられんというのか!」 とかなんとか言っている間に、2月18日に他界した。 私の受験が2月28日しかも一番難しい大学だったので、これはマズいことになったとおもったら、案の定ばあさんが、
葬式は家でやる」
と言い出した。私はさすがに勉強していたかったが、やはり、かり出されて、いとこのお姉さんたちと一緒に料理を作ることとなった。
お通夜や葬式は出ずに勉強してたらいいよ」
とのことだったが、子供連れのお母さんが私の部屋に子供を置いて行くので、結局、託児所になってしまった。後になって、
「何で勉強せんかったん?」
と言われたが、それは私のせいですか?

それでも運よく大学に合格したが、
「おじいさんのおかげで大学に通ることができた」
と、ばあさんは言っていた。それは絶対に間違いだと言いたかったが、黙っていた。

そして私は家を離れて東京で一人暮らしを始めることとなる。

もし、じいさんが生きていたら、誰が介護をするのだろう?

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